林業を後世に伝えていくことを心がけています。

INTERVIEW #13

髙野 正太・悠太さん

髙正林業

Interview with
a Forest Worker

今回は髙正林業さんで代表の髙野正太さん、そして息子の悠太さんにお話を伺いました。
もりジョブおおいたインタビュー

林業に入ったきっかけは?

正太さん
元々は土木関連の仕事をしていて、森林土木などをやっていました。ある程度仕事も慣れて人脈もできてきた頃に独立したいと思い13年前に髙正林業を立ち上げました。

悠太さん
僕は林業に進むことは全然考えてなく、一度は会社員として就職しました。転職を考えたときに父に相談したら「だったら帰ってくれば」と。そこで林業をやってみようと思いました。

もりジョブおおいたインタビュー

やりがい、魅力は?

正太さん
自分のペースで仕事ができることは魅力ですね。
社員に対しても働き方や休みはそれぞれの希望に合わせて柔軟に対応しています。
お金を稼ぎたい人はたくさん働くという選択肢で稼ぐことができます。逆に自由な働き方を求める人は、休日や出勤時間をライフスタイルに合わせることができます。
重機に乗って作業することが多いので、夏でも涼しい車内で仕事をしたりと意外と快適なんです。

悠太さん
仕事のメリハリがあるのがいいですね。
髙正林業は主に伐採の仕事をしていますが、今日の仕事が終われば早く帰れます。
一度サラリーマンも経験したので、その辺りの自由さをとても実感しています。

もりジョブおおいたインタビュー

難しさ厳しさを感じますか?

正太さん
自然を相手にする仕事なので厳しいです。生半可な気持ちでは入らない方がいいですね。怪我につながるので。
ですが今の時代は林業の本やYoutube動画があるので勉強する環境が充実していますよね。
我々が林業をはじめた頃は職人さんの背中を見て覚えるしかなかったので、危ないこともありました。今はその危険というのはかなり減らせるようになったと思います。

悠太さん
暑さや寒さなどはやっぱり慣れるまでは大変でした。
危険な場面ももちろんあります。でも危ないことをしなければ危なくないので(笑)その場面を覚えていけば大丈夫です。そこに至るまではやはり大変でしたね。

もりジョブおおいたインタビュー

休日はどう過ごしていますか?

正太さん
以前ペットショップで一目惚れして連れて帰った、愛猫のライちゃんと過ごしています。

悠太さん
休みの日は地元のバスケットボールチームに参加して体を動かしています。
休みもしっかりあるので、充実した毎日を過ごせますよ。

もりジョブおおいたインタビュー

これから林業の世界を目指す方にアドバイスをお願いします。

正太さん
林業は夢のある仕事です。学歴などは関係なく、働けば働いた分だけ収入になる。とても魅力的な仕事だと思います。
しかし半端な気持ちでは大怪我をしてしまうので、気を引き締めて山に入ってください。
私たちは誰もが安全に林業に携われるよう、知識と経験を理論立てて伝えていけるように心がけて、後進育成に取り組んでいます。

悠太さん
林業の世界は年齢層の高い人たちが多いです。
でもそれは裏を返せば、これから僕たちの時代が築けるということ。若いうちに始めるべきだと思います。
迷っている人はぜひ始めてみてください!

もりジョブおおいたインタビュー

WORKER’S PROFILE

髙正林業

髙野 正太・悠太さん

大分県佐伯市
50代,14年目 / 20代,3年目
親子2代でなかよく頑張っています!
#伐採 #親子

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大分県農林水産部林務管理課 林業経営支援班

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